今月のgood
つくる責任つかう責任
2.

企業として取り組めること

MARK IS みなとみらいでは、サステナブルファッションに積極的に
取り組んでいるテナントや商品の紹介をしています。

Snow Peak

〜 新たな服との出会える選択肢の拡大 〜

ファッションアイテムを長く着て頂けるような製品づくり

思い出とともに傷跡が刻み込まれ、使い込むほどに愛着がわく。それは新品にはない価値を持つ。だから壊れたら買い替えるのではなく、修理を繰り返し、何年も使ってもらえるように、スノーピークの全製品は「永久保証」として、一切の保証書を付けていない。修理を専門としているアフターサービスにも力を入れている。メーカーが自社の製品の品質に責任を持つのは当然であると考えているからだ。
※SnowPeak 環境への取り組みより引用

企業やブランドによる古着の回収プログラム

スノーピークでは、テント、タープ、シュラフ、衣料品(靴、カバン、アクセサリーを除く。スノーピーク製品以外も可)の回収を行っており、回収した製品を利用して下記三つのプロジェクトで製品を製造している。

再生資源を活用した製品プロダクト

1

アップサイクルコットンプロジェクト
UPCYCLE COTTON PROJECT

製造段階で出る大量の裁断片や、お客様が不要になったコットン製品(他社製品でも可)を回収し、それを原料に製品を作り上げていく。「リサイクルコットンを使った製品」ではなく、生地に使う糸から全部アップサイクルしたもので製造している。
2

グリーンダウンプロジェクト
Green Down Project

シュラフ、ダウンジャケット、寝具等、ダウン製品の回収を行い、リサイクルダウンを採用した商品展開を行っている。(2019年秋冬コレクションから)
3

アップサイクルコットンプロジェクト
BRING

テント、タープ、シュラフ、衣料品(靴、カバン、アクセサリーを除く。スノーピーク製品以外も可)の回収を行う。回収した製品から日本環境設計の工場にて生成された再生ポリエステルを用いて、本社屋に導入している「ホールガーメント」でニット製品の自社製造を行っている。“服から服へ”そして”テントから服へ”という、持続可能なものづくりを推進する体制が整っている。

サステナブル活動

みんな電力
全国10カ所の主要な拠点および直営キャンプフィールドなどの電力をCO2排出量ゼロの自然エネルギーに切り替えた。また、今後は環境負荷の少ないサステナブルなサプライチェーンを追求していく。
Recycled Cotton 5pkt Denim
Regular/Slim
¥19,800(税込)
■リサイクルコットン100%デニムパンツ
「UP CYCLE COTTON PROJECT」
■デザインはレギュラーとスリムの2種類を用意
■レギュラーは適度なゆとりのあるストレートシルエット。
股下も少し深めに設定しているため、リラックス感がありコーディネートのバランスがとりやすいのも特徴
今後、スノーピーク横浜みなとみらいではテント設営講習のイベントや、SDGs関連商品の展示会や説明会、様々な廃材等を利用したワークショップの開催を考えています。

Jack Wolfskin

〜 環境や社会に配慮した持続可能なプロジェクト 〜

ファッションアイテムを長く着て頂けるような製品づくり

ジャック・ウルフスキンでは、耐久性に優れ、長年愛用できる製品開発を行い将来的な廃棄量削減に貢献する取り組みを行っています。その一環として開発された「JP TRAILHEADZ JKT」では、オリジナルの防水透湿素材“テキサポール”と東レの最新テクノロジー“TORAIN”を融合。TORAY新開発の耐久性に優れた防水膜とシームテープ技術を導入することにより、長期にわたる防水性を確保、10年程度の使用にも耐えうる耐久性を実現しています。

企業やブランドによる古着の回収プログラム

衣料品・製品プラスティックのリサイクルプロジェクト「BRING」(日本環境設計株式会社)との連携により、アパレルの回収・仕分け・リサイクルに取り組んでいます。ポリエステルやナイロンの服は、高純度の原料にもどすケミカルリサイクルに、まだ着られる服は寄付やリユースへ回すなど、リサイクルシステムの構築を目指します。「キャロウェイ」、「トラヴィスマシュー」、そして「ジャック・ウルフスキン」の全国の直営店舗にて回収ボックスを設置し、キャロウェイ社製品以外のメーカーやブランドの服であっても、その質や状態にかかわらず回収することで、取り組みの拡大を目指しています。

再生資源を活用した製品プロダクト

ジャック・ウルフスキンでは、廃棄されるペットボトルや生地残反/端材を新しい製品に生まれ変わらせる「Zero Waste Concept」を推進しています。その一環で開発された素材がアウトドア活動で十分な快適性を提供する機能性と、100%リサイクルの防水透湿生地という持続可能性を追求した「Texapore Ecosphere(テキサポール・エコスフィア)」です。一般的には、メンブレン(防水透湿フィルム)は物性と機能性の観点からリサイクル材による製品化が困難とされてきましたが、ジャック・ウルフスキンでは、100%リサイクル化を実現し、多くの製品に採用されています。そのほか、合成繊維においても順次リサイクル素材への転換を進めており、2023年Spring+Summerコレクションには採用率78%を達成する見込みです。

サステナブル活動

1

100%PFCフリー

テントなどのギアやシューズ類を含む、すべての商品でPFC(フッ素化合物)の不使用を達成しています。PFCを使用したアウター類のコーティング加工は悪天候時用の衣類はとても耐久性が高く、水、泥、油をはじく高い効力を有する反面、有毒性が高くバイオ分解できません。PFCの残留物は環境にダメージを与え、最終的には栄養、空気、水資源を介して人間の体内に侵入し、健康を害します。ジャック・ウルフスキンでは、2009年から危険度の高いPFC物質PFOA(ペルフルオロオクタン酸)の使用を取りやめ、2012年からPFCの製品への使用削減に取り組み、2020年に全ての商品について脱PFCを実現しました。
2

100% ORGANIC COTTON

2013年以降、ジャック・ウルフスキンでは、環境保護の観点から100%認証された綿または綿混紡素材を製品に採用しています。化学肥料や殺虫剤等の化学物質の使用はもちろん、遺伝子組み換えの種子の使用を厳しく規制することで、綿花栽培農家を有害物質から守ると同時に栽培地域における生態系のバランスを守る取り組みをしています。
3

100% TRANSPARENCY

ジャック・ウルフスキンでは、環境、社会の観点から持続可能なサプライチェーンの構築に取り組んでいます。サプライチェーン全体の透明性を確保し、ジャック・ウルフスキン製品に関わる全てのサプライヤーの情報を開示すると共に、関連するパートナー企業に対しては、ジャック・ウルフスキンの定める環境基準を含む行動規定を遵守することを継続的に求めています。
4

労働者の人権・労働環境の保護

2010年にFair Wear Foundation(FWF)に加入し、2015年からは全ての商品についてFWFの監査を通った工場でしか生産しないことをルール化しています。安全で公平な労働環境は、ブランドにまつわる全ての事柄の基礎となっています。また、2007年に公正な労働に係る以下の8つの行動規範を制定しました。1. 強制労働の排除、2. 職場における差別の排除、3. 児童労働の禁止、4. 組合や集団的交渉権の容認、5. 生活を保障する賃金、6. 適正な労働時間、7. 安全かつ健全な労働環境、8. 被雇用者全員の法的拘束力のある雇用契約。この行動規範は、国際連合の国際人権章典や国際労働機関の協定に基づいたものであり、全てのサプライヤーとの個別の関係や取引において厳格に適用されています。
5

環境負荷の高い化学物質の徹底排除

ジャック・ウルフスキンは、環境または人間、その他の生き物の健康に有害な物質の徹底排除に取り組んでいます。これまでZDHC※の有害化学物質リストならびに行動指針に基づき、ここに記されている有害物質すべての排除を目指してきました。また、現在では世界で最も厳しい基準と言われるbluesign®システムの審査基準を採用し、生産プロセスの前段階から化学物質使用を厳しく監視しています。その他、難燃加工は自然環境への負荷が高いため、ジャック・ウルフスキンでは燃えにくい素材を採用しているほか、自然環境への影響度が不明なナノテクノロジーも一切使用しないポリシーを持っています。
※Zero Discharge of Hazardous Chemicals
JP TRAILHEADZ JKT
¥40,700(税込)
ハーネスに干渉しないチェストポケットや脇下ベンチレーション、高めのネック、ワンハンドで調整可能な操作性の高い首元スピンドルなど、本格的なディテールを満載した3レイヤーハードシェル。オリジナルの防水透湿素材“テキサポール”が東レの最新テクノロジー“TORAIN”と融合。メンブレン、裏材、シームテープ全てにおいて、従来品よりも遥かに長期間の耐久性保持に成功。良いモノを長く使ってほしいという思いを込めた、ブランドのテクノロジーを体現する自信作です。ヘルメット対応フード。

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